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物流時報


車社会のアメリカでもとりわけ環境保護への意識の強いカリフォルニア。以前はその交通量の多さから、すこし高台に上ると市街地の上空にうっすらとスモッグが層をなしていたという。

車だけでなく、港では船から、そしてトラックから大量の排気ガスが排出され、地域周辺にも多大な悪影響が報告されていた。排気ガスの影響で空気が汚染され劣悪な環境であった。

コンテナの取扱を増加させるだけでなく、環境への配慮、汚染防止、働く人や周辺住民の健康への心配り、これも港の重要な役割である。

ロングビーチ港は、自らグリーンポート・ロングビーチを掲げ、環境保護への取り組みを積極的に開始。2005年から2012年までの7年間で、ディーゼルガソリンの排気ガスからでる微粒子を75%下げることができ、硫黄酸化物は80%、窒素酸化物は50% 減少させることができている。

ロサンゼルス港も同様に取り組みを進めており、順調に成果を上げている。

ただ、ターミナルを運営する会社にとっては空気の浄化を進めるうえで設備の交換や新規浄化装置の設置、アイドリングの停止、燃費効率を上げるための最新トラックの導入など、掛った費用負担も決して小さくはなく、会社を経営するうえで大きな負担にもなっていると聞く。

環境保護のための様々な作業工程の原資となる船会社の海上運賃が高位安定している場合は良いが下落傾向にあるとされる北米航路では、原資の確保もターミナル運営の重要な要因となる。

次号では各船社の取り組みを若干だが紹介したい。








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