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北米西海岸労使交渉スタート



5月12日、北米西海岸の労使交渉が正式にスタートする。今回はターミナルの効率化、自動化だけでなく、
保険負担のあり方も協議の対象となることから、難航が予想されている。

当初、双方とも、適切な交渉により大きな障害なく交渉が決着するとの見解を示していたが、
ここにきて、交渉の長期化とオペレーション操作(スローオペレーション)など戦術的にプレッシャーをかけることで交渉を有利にすすめたいとの思惑もあり、簡単に合意に行き着くか不透明な部分もでてきた。

船会社は事態の長期化に備えて、PORT CONGESTION SURCHARGEをFMCにファイルし、ターミナル内のスローオペレーションやストライキによる混雑に備えての準備を始めている。

現時点では一部の船社に留まっているが、今日の交渉如何では、こうした混雑時の対応のため、
CONGESTION SURCHARGEを課す動きは加速する恐れは充分に考えられる。


参考までに4月30日に発表された一部船社のファイル内容を記載する。

発効日 2014年6月10日

適用対象: 輸入 6月10日以降に入港する貨物
        輸出 6月10日までに搬入される貨物

サーチャージ
       US$800/20"  
       US$1000/40"
       US$1125/40"HC
       US$1266/45"

スローオペレーションか否かの判断は船社によって違い、各社によって対応が異なることも考えられる。

こうした事態を嫌う荷主はすでに他のゲートウエーからの北米輸送に切り替えているところもあり、
例えば、パナマ運河経由やスエズ運河経由などの輸送ルートのスペースが徐々にタイトになってきている
との話もでている。

今後の動きに注目したい。





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