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北米西海岸労使交渉閑話



カリフォルニアは環境浄化にも非常に厳しいといわれる。

昨年、その任を降りられたロサンゼルス港湾局の局長であったジェラルディン ナッツ女史は、特に
港周辺の大気汚染の浄化に尽力されたと聞く。

コンテナ船からでる排出ガスの規制にも取り組んでいた。
ロサンゼルス、ロングビーチとも、ここ数年排出ガスの排出量が大きく改善され、港湾の環境浄化が進んでいる。

両港とも、更に改善を進めている。その余波が思わぬところで、今回の労使交渉に影を投げかけている。
コンテナ船は年々大型化され、13000~14000TEUSのコンテナ船が入港してきている。

ロングビーチ、ロサンゼルスでは、8割のコンテナが下されるといわれる。そうなると1隻あたり、
10000本(20フィート換算)のコンテナが船から下され、ターミナルの中に置かれる。

当然、10000本のコンテナのターミナル内の移動はトラックが担当している。
10000本のコンテナを動かすトラックが出す排出ガスがどれほどの量になるのか?

地域の空気浄化、環境浄化を訴える団体に対して港湾局はなんらかの対策を提示することになる。

現在進めている自動化の流れは、ターミナル内でトラックを使用せず、機械化によりコンテナの移動を可能にするという。

環境浄化の視点からも、トラックの使用より自動化への改善のほうが歓迎される。
環境浄化への流れは、必然的に組合員の仕事である港湾内のトラックの使用を制限するものである。

環境保護対策は今回の交渉の行方を左右するに大きな比重をしめるかもしれない。
注視したい。



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