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日本貿易振興機構(JETRO)が南加日系企業実態調査アンケート結果を発表



日本貿易振興機構(JETRO)ロサンゼルス事務所及び南カリフォルニア日系企業協会(JBA)は、8月14日、南カリフォルニアに立地する日系企業のうち約700社を対象として2014年2月に行った経営実態に関するアンケート結果を発表した。

そのなかで、ビジネス環境については、カリフォルニア州でビジネスを行う上での魅力として「市場の大きさ」(59.3%)、「物流拠点」(38.1%)、「日系社会の大きさ」(35.9%)が上位に挙げられた。

第二位の物流拠点については、全米への玄関口として、ロサンゼルス港、ロングビーチ港、およびロサンゼルス国際空港を擁する同地域税関の取扱は全米でも第一位である。とりわけ中国との貿易数量はますます大きくなっているが、未だにロサンゼルス空港からでる出荷金額の第一位の相手国は日本である。

地場の大産業である航空機関連、コンピューターなども日本へと大きく貨物が動いている。
現在交渉が進められているTPP(環太平洋経済連携協定)が締結すれば、更に貨物の動きは活発になると見込まれる。

物流戦略上でも同地域は益々重要度が増すと考えられている。従来は日本からパーツやアッセンブルを輸入して、現地で組み立てて、アメリカ市場に投入していた流れが、今後はアメリカ・メキシコで現地生産された自動車が逆にアジアの地域に出荷されるとの見方もある。

消費経済から脱却して製造復活を目指すアメリカは今後の販売市場として①アジア、②欧州、③アフリカ諸国と位置づけ、政府上げて輸出主導へと舵をきった。

大型船が入港できる港、ビッグシップのコンテナをハンドルできる大型ガントリークレーンを擁するターミナル、鉄道が港に直結するオンドッグトレイン、大量のコンテナを内陸に輸送できるアラメダコリドーの
整備拡張、幹線道路の拡張や橋の整備など、ロサンゼルス、ロングビーチ港はその果たすべき役割を益々大きくしている。

アベノミクスで輸出拡大を目指す日本にとっても、物流インフラの整った同地域は貿易を拡大するうえで
更に重要度が増すものと思われる。

今回の調査結果はそれを裏付けるものとなろう。この物流拠点の利便性を活用する総合的な物流戦略が益々各企業に求められる。

詳細は下記のサイトからも確認可能
http://www.jetro.go.jp/world/n_america/reports/07001813


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