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西海岸労使交渉 東海岸労使交渉

2018年は米国の海運、港湾にとって重要な年となる。

2018年9月3日に、現行の協定が終了し、新たな内容で更新される。
前回の交渉締結は6年前の2012年。

従来は期限を待って交渉に進むのが一般的であるが、今年は状況が変わっている。
その最大の理由は予想以上のコンテナの取り扱いの増加である。

西海岸のILWUとPSAと違い、東海岸の労使関係は比較的有効な関係が続いており、
双方、大きな要求の相違からくるオペレーション上のトラブルやスローオペレーションなどは
あまり見られなかった。

2014年の西海岸の労使交渉はほど、交渉に9か月かかり、最終的のは夜間荷役の停止や
スローオペレーションなど、双方の戦術的な闘争で大きなダメージを受け、多くの荷主も
その混乱に巻き込まれた

一方、東海岸の労使交渉は永年大きなトラブルもなかった。


にも拘わらず、昨年末からの交渉の下地を見る限り、今年の交渉は難航が予想されている。

パナマ運河の拡張により、東海岸に大型のコンテナ船が続々と入港するようになり、オペレーションは徐々に多忙となり、ターミナルの中にも滞留するコンテナが増えており、トラッカーや荷主のクレームも
急激に増えてきている。

アジア・米国の輸入量が平均で4%ほどの増加を示す中、港によっては前年比で10%を超える増加を
示すところもある。

それだけの急激な増加にオペレーションがついていけてないのが現状のようである。
また、ニューヨーク、ニュージャージーの港のように都心に位置する港はコンテナの増加を補完できる
スペースを確保することが非常に難しい。


こうした状況が港で働く組合員に微妙な影響を与えているのは想像に難くない。

しかも、前回の締結内容になかの「自動化」の定義についても、労使双方に大きな隔たりがある。


コンテナ増加への対応、自動化の定義 について双方の歩み寄りが見られないとなると
今秋の労使の交渉は長期が予想される。

今から注視の必要があるようだ。








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