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西海岸労使交渉 東海岸労使交渉

既報のように東西の労使交渉の主議題が以前の待遇改善から、雇用の安定、長期化に代わってきている。

ターミナルで働く組合員はギャングと呼ばれるチーフを中心に10名前後の人員で構成され、
コンテナをクレーンから受け取るターミナルトラックを運転するもの、コンテナを段積みに重ねていくもの、ガントリークレーンを操作するものなどが一体となって作業を行う。

通常、ガントリークレーンは3基から4基使われるので、一度の作業にかかわる人数は40名ほどとなる。しかし、OOCLのターミナルであるロングビーチターミナル、MOLのターミナルであるトラパックも
ガントリークレーンのオペレーター以外はすべてコンピューターによる管理ですべて自動で運行される。

自動化のエリアには人間が入ってはいけない。
両ターミナルとも相応の投資を行い、今の自動化ターミナルを完成させた。
おおむね13はあるといわれるLA,LBのコンテナターミナルのなかの2か所だけが自動化が進んだことになる

現段階ではこの2社に追従して自動化を計画しているターミナルはないと聞く。
船社自体が合従連衡をつづけている状況のなかで、数年はかかるターミナルの自動化はリスクも大きい。

一口に自動化といっても簡単にできることではない。しかし、船社経済を安定させる便法として
自動化はさけて通ることはできない。

東海岸の労使交渉が現在暗礁に乗りかかっている背景も自動化をどこまですすめるかで双方の意見が食い違っている。ガントリークレーンのオペレーターも含めてすべてのターミナルオペレーションを無人に自動化に切り替えたいと主張する経営者と、再度の砦ともいうべきガントリークレーンオペレーターは
有人でと主張する組合の溝は深い。

もし、双方の歩み寄りが見られず、交渉が決裂する場合、年率で5%から10%と増加する
東海岸のコンテナ取扱に重大なダメージが発生することはあきらかだ。

今後の推移を見守りたい。



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