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西海岸労使交渉 東海岸労使交渉

既報の通り、東海岸の労使協定は今年の9月末で終了となり、次の更新内容がどのようになるのか
見通しは立たない。
最大の理由は自動化をどこまで容認するかである。

パナマ運河の拡張やスエズ運河の通航の増加で東海岸で降ろされるコンテナの数は急激に増えてきている。しかも生産拠点が東アジアから東南アジア、そしてインド、パキスタンと進んでいくことで
スエズ運河経由の荷物もさらに増加が予想される。

旺盛な個人需要に支えられ米国消費はさらに加速すると見られる。
全体の7割が米国の東半分、いや、東海岸側に居住する。
商品の大半も東側で消費される。東海岸はますます活況を呈すようになる。


長い間労使協調の中で進んできた東海岸の双方が、この好機をどのようにとらえているかによって
対応は変わる。 自動化は経営側にはマストである。もし、このまま、現行の協定を延長するとなると
その時期を逸することになる。経営者側の焦りもここにある。

一方、自動化は自身の死活問題に直結する。組合にとっても最重要な案件である。
IT,AIの進化にともない、自動化の流れはますます加速する。

すでに西海岸の港湾と積み地側が協力して進めるブロックストエージが確立されれば
積み地と上げ地双方の情報の共有により、自動化はさらに進めやすくなる。

西海岸の協定が3年の延長が認められたのも、そうした状況を組合が感じ、自動化を主議題とする
交渉のテーブルにのるのは不利と見た結果ではないかと推測する。

主議題ともいえる自動化で真っ向から対峙しなければならない東海岸の労使交渉は波乱含みの
展開が予想される。


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