SHIPFAN - ロサンゼルス、ロングビーチの海運、港湾、物流コンサルティング企業
マイブログ

西海岸労使交渉


2002年西海岸の労使交渉が暗証に乗り上げ、経営者側がロックアウトを敢行して数日がたってくると
事務所の中は殺気立ってくるのがわかった。


荷物の状況を確認したいと荷主からはばんばん、電話が入り、それに答えるカスタマーサービスも
事態がわからず明確な回答ができないことが余計に荷主に不安感を与える結果となった。


実際、港湾の荷役の作業がとまっているので、誰もが正確な状況をつかめずにいた。
荷主団体や物流団体はPMAやILWUに交渉の再開を要求するも、互いに譲歩の兆しも見えない。

この年は夏が暑く、各地でワイルドファイヤー、山火事が多発した。
その灰がロングビーチの港周辺まで飛んできたこともあった。

それが余計に港の混沌として状態を表しているようでもあった。

港の沖合には入港できずに待機を余儀なくされる船が徐々に増えていった。
サンペドロの高台からみるとその数は20とも30とも見て取れた。

1週間しても解決の糸口も見えないことから、待機船は益々増加した。
事務所にかかってくる電話の主の声も怒号に変わっている。

組合員が多くを占める輸入チームのカスタマーサービスは
応対の最後にひとこと、これは経営者の判断で、私達の責任ではありません。


ラインが止まることを危惧する自動車関連のメーカーや商社は、
日本から空輸を系統し始める。

費用が幾らかかってもラインを止めるわけにはいかない。
改めて西海岸は物流のアキレス腱であった。

西海岸史上最悪の労使交渉は2週間目に突入しょうとしていた。




西海岸労使交渉に対する0件のコメント:

コメントRSS

コメントを書く

お名前:
Eメールアドレス:(必須)
ウェブサイト:
コメント:
HTMLタグでテキストを大きくする, ボールド, イタリック体 にするなどの編集が可能です。 編集の方法はこちらで.
Post Comment