アジア・アメリカの輸送コンテナ数量が5月も7.5%アップといわれる。 西海岸の労使交渉の影響を最小限に抑えようと荷主の多くが、前倒しで輸入している実態が浮かび上がる。 日系の某社では、2か月分に相当する貨物を、この4月、5月に輸入したという。手持ちの倉庫に入りきれず、別の倉庫を借りて対応しているという。 既報のように、ロサンゼルス周辺の倉庫は、どこもスペースが不足している。 前倒しで輸入した荷物を預ける倉庫を借りるのも大変です。 労使協定の契約は6月30日できれるが、それ以降も継続して協議は続く。 その場合、どれ位の期間、港湾のオペレーションがスローになるのか、予想も付かない。 5月積みの貨物は6月中旬まで西海岸にて降ろされる。こうした荷物の保管場所の確保も大変である。 まだまだ協議は継続される。 益々重大な局面を迎える。 |