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西海岸労使交渉


2008年の西海岸の労使交渉は、若干の鍔迫り合いはあったが、2002年のロックアウトの
悲惨な経験から、互いに譲歩し、大きな障害もなく、締結した。

しかし、その締結内容にターミナルの自動化を進めるという条項があり、その文言の解釈が
2014年の労使交渉を予想以上に長引かせた。

経営側の描くターミナルの自動化は完全自動化である。ターミナルの中に人間が存在せず、
コンピューターと機械でターミナルの運営が全て行われることをイメージしていた。

一方、組合の側もある程度の自動化は受け入れることを覚悟していたが、
完全自動化となると組合員の仕事は全くなくなってしまう。

2014年交渉開始そうそう、両社の主張はかみあわず、互いの言い分を通そうとした。
経営側の言い分は2008年に自動化で合意を得ているといい、組合側は自動化の定義が
曖昧であると反発した。

2008年の労使の協定合意をうけ、いくつかのターミナルは自動化に舵を大きくきった。
ロングビーチではOOCLのロングビーチターミナルであり、ロサンゼルスでは、MOLのTRAPAC
ターミナルである。

両社は数年をかけ、ターミナルの中の一部を除き、ほど、全自動のターミナルを完成させた。
その機動性、機能性が組合を刺激した。本当に無人である。今まで、ギャングと言われる
港湾組合員がターミナルトラックを運転して、ガントリークレーンから降ろされるコンテナを
受取、ターミナルの別の場所に移動していた。

しかし、自動化ターミナルでは、’すべて機械がコンピューターにインプットされた指示をうけ、
的確にコンテナを動かしていく。


この自動化ターミナルが組合に衝撃を与えたといってよい。
本当に組合員の仕事がなくなる。これに危機感を感じた組合は激しく対抗するのである。
2014年の3月からスタートした交渉は期限のきれる6月時点では、まったく
妥協点が見いだせず、双方の主張を牽制するのみで、全くの進展が見られなかった。

2014年の労使交渉は泥沼の様相を呈するのである。







西海岸労使交渉に対する1件のコメント:

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kopi ure on 2018年7月15日 6:51
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