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物流、こりゃ、困ったわい。

今回も物流講座、「こりゃ、困ったわい」シリーズの第三弾です。



米国国際物流で困った10の経験 (その3)
<貿易タームの理解を再確認せず困った編(米国サプライヤーと日本輸入業者との会話)>
輸入業者: もしもし、こちら日本にある貿易会社の購買担当の斎藤と申します。貴社の商品の缶詰ナッツ、Item番号021を購買したいのですが?
サプライヤー: はじめまして。営業担当のボブと申します。購買依頼ありがとうございます。 米国内の商売がほとんどですが、海外との貿易のチャンスがあれば積極的にプロモートしていくつもりでした。数量はどのくらいご希望ですか?
輸入業者: 量的には海上コンテナ20’で配送できるようにしたいです。そちらで検討いただき、この商品での積載数をFOB価格でご教授ください。
サプライヤー: 了解しました。後日メイルでご連絡します。
<後日>
輸入業者: メイルでの見積もりいただきました。ありがとうございます。それでは125ケース、(3000缶)を$7500ということでお願いします。
サプライヤー: ご購入ありがとうございます。来週には全品出荷準備ができますが、そのタイミングでよろしいですか?
輸入業者: 了解です。それではそのタイミングに会うよう弊社でロングビーチ港から東京まで船社とブッキングをして詳細をご連絡します。
サプライヤー: かしこまりました。それではご連絡お待ちしています。
<後日>
輸入業者: 船社のブッキング情報メイルで連絡しましたが、ターミナルへはいつ頃コンテナを配送できますか?
サプライヤー: それってどういううことですか?てっきり、貴社が弊社のロスにある倉庫まで取りに来ると思っていました。
輸入業者: 貿易タームをFOBということで進めていたと思いますが?
サプライヤー: はい。弊社の通常の国内契約タームが倉庫受け渡しになっていますので、海外契約もそうなると思っていました。
輸入業者: それでは今回のタームを倉庫渡しであれば、Ex-workになります。初めにタームの再確認をしておけばよかったです。そうなると見積もり価格に変更が生じますか?
サプライヤー: 大変申し訳ありませんでした。海外貿易が不慣れでご迷惑おかけしますが、価格に変更はありません。
<教訓>

米国のサプライヤーの中にはまだまだ海外貿易に不慣れな会社ある。貿易タームの確認は詳細を初めから両社が納得するまで話し合い、確定して、契約書に明記する必要がある。今回の出荷では、結局、輸入業者がサプライヤーの倉庫からの受け取りからロングビーチ港への搬送の諸費用を負担することになった。

以上。




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