西海岸労使交渉 2014年に期限を迎えた西海岸の労使交渉は9ヶ月の長きにわたる交渉の結果、2015年の3月に 決着。2014年より5年の期間で締結した。 今年、2019年の6月30日はその協定が切れる日でもある。 本来であれば、今頃は労使双方の戦術により、スローオペレーションや 夜間荷役の停止などにより、西海岸の物流は麻痺状態になっているはずだ。 しかし、今は、そのような状況になっていない。 理由は簡単だ。PMAとILWUは2017年に、2014年に締結し、2019年に期限を迎える 現協定を3年延長して2022年まで協定が継続されることになっているためだ。 3年延長の背景には、東海岸の労使交渉の成り行きや、自動化により マンパワーの削減など、あまりに大きな協議内容が横たわっており、 交渉事態を先延ばしにしたと見る向けがおおい。 真偽はともかく、荷主にとっては慶事である。 ただ、3年後の交渉も波風が立たないとも限らない。 自動化は避けて通れない喫緊の課題であり、それを採用するかどうかで 交渉の行方は大きく変わっていく。 今は、嵐の前の静けさか。 2022年にむけて、準備を進めて置きたい時期だ。 **************** SHIPFANは 物流コーディネーターとして皆様の米国向けの貨物輸送の 円滑かつ、効率的な輸送手段のご提案を行っています。 どんなことでもお気軽にお問い合わせください。 |