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米国食肉輸出連合会(USMEF)

米国産牛肉豚肉日本向け7月は減少


 米国食肉輸出連合会(USMEF)が日本及び香港・中国向け2020年7月実績を発表した。

 それによると、米国産牛肉の対日輸出は数量ベースで前年同月の3万1213トンから2万8539トンと9%の大幅な減少であった。金額ベースでも1%の微減で1億8616万ドルだった。
 1月から7月までの累計では18万3420トンと前年の18万9052トンから3%の減少。金額ベースでは11億9538万ドルから11億7161万ドルとこちらも2%の減少であった。
 
 また、米国産豚肉の7月の日本向け輸出量は前年同月の3万1019トンから6%減少して2万9293トンだった。金額も、1億2862万ドルで前年の1億3319万ドルから4%減少した。

 1月から7月までの累計では22万2300トンから22万3115トンと1%の微増。金額では4%増の9億4225ドルだった。
 
 2020年1月1日より発行された日米の新貿易協定による関税引き下げにより牛肉、豚肉ともに日本向けは増加傾向にあったが、3月以降のコロナウイルス感染予防のために取られた自宅待機や外出自粛により、外食への需要が減少しており、減少が続いている。

 しかし、米国の牛肉は引き続き日本での市場シェアを取り戻し、昨年の41%から2020年には43%に上昇し、オーストラリアを抜き、トップサプライヤーとなっている。

 米中間の取引については前月同様米国発香港と米国発中国本土向けでは大きな差が見られる。

 牛肉については、中国本土向けの1月から7月の累計は、前年比92%増加の9262トン、金額でも82%増の6892万ドルであったのに対し、香港向け累計は数量で、7%減少の4万5175トン、金額では10%減の3億7141万ドルであった。

 豚肉については更に顕著で、中国本土向けは1月から7月までの累計で、前年比172%増の64万6859、金額で207%増加の15億883万ドルであったが、香港向けは数量で47%減少で2万9150トン、金額では29%減少して6260万ドルであった。
 

 8月以降については、トランプ大統領が香港に対する優遇措置を撤廃する方針を示したことを受け、中国政府が米国から大豆や豚肉などの輸入を停止するよう指示したとの報もあり、今後が見通せない状況だ。

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